エンスー入門車としての旧式ジムニー(第5回)

無骨な四駆にキマる! ワークウェア調シートカバー

色々とあったものの、とりあえず機関は絶好調になった我が81年式ジムニー。

こうなると気になってくるのが内外装のボロ。中でもとくに気になるのがドライバーシートの破れ。この時代の軽自動車全般に言えることですが、表皮に使われているビニールレザーがとにかく脆い。ご多分に漏れず私のジムニーも表皮が裂けてウレタン君がコンニチハ状態。乗り込むときに必ず目に入るのでどうにも気になります。

経年劣化のためか、表皮はしなやかさがなく、ゴワついた感じ。写真では分かりにくいが座面も縫い目が裂けてしまっている。ただし、この個体はまだマシな部類。走行距離のいっている個体は切り刻まれたみたいにボロボロが当たり前。対策をせねば。


業者に張り替えを依頼すると一脚6~8万円となかなかのお値段。

労力比では決して高いとは思いませんが、いかんせん元がそんなに立派なクルマではないですからね。とはいえオリジナル度の高い個体なので他車のシートを流用するのもあまりやりたくありません。

 そこで、当面は汎用のシートカバーで凌ごうと探してみたのですが、これがSJ10のような無骨なクルマに似合うテイストのものが中々見つからない。防水のものならそこそこ良いのもあったのですが、それを常用するのも違うかな~と。 

で、タイミング良く発表されたのがこちら。

 オートバックスが展開するファッション・カー用品ブランド「JACK&MARIE」とアメリカ発のワークブランド「UNIVERSAL OVERALL」がコラボした「シートカバー」であります。リリースの写真をひと目見てビビっときたので、オートバックスさんにお願いしてサンプルをお借りしちゃいました。

 早速取り付けてみたのですが、どうです? メチャクチャ素敵じゃないですか?

洗いをかけたようなビンテージ調の風合いが古いクルマにぴったり。ドーナツボタンで開閉する収納袋も付属。カラー展開は「コヨーテ」(写真)と「オリーブドラブ」の2色。5900円+税。


このシートカバーはコットン製で、まんま洗いざらしのワークウェアの質感です。

ドーナツボタンや金属製のベルトループを採用し、収納袋までしっかりリキ入れて作ってあったりと、よく分かってらっしゃいます。 装着はシートに被せてベルトを締めるだけ。SJ10のシートはかなり小ぶりなので少しダブつきますが、まあ気になるほどではないかと。

シートのボロを隠すだけではなく、鉄板むき出しのインテリアが醸す「ガテン」な雰囲気を適度に削いでくれるのもいい。

汚れが付きやすいのが弱点ではありますが、洗濯できるので問題ないでしょう。こういう商品ならクタクタに使い込んだ感じもまたカッコ良いですし。 価格も安めで、まさにジムニーにぴったりの一品だと思います。発売は2月上旬。現在は公式オンラインショップで予約受付中とのこと。

同時発売の「シートバックポケット」もお借りして装着。無粋なティッシュペーパーをスタイリッシュに収納できるほか、ボトルホルダーと3つのポケットを装備。こちらも「コヨーテ」(写真)と「オリーブドラブ」の2色展開。4900円+税。


(文・写真/佐藤旅宇)


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