エンスー入門車としての旧式ジムニー(第3回)いきなりやってきた2ストジムニーの洗礼いまさらのカミングアウトですが、私はメカが苦手。小学校の図工や家庭科の課題もまともに完成させたことがないという札付きのぶきっちょであります。長くオートバイに乗っているのでキャブレターのオーバーホールぐらいはやったことはありますが、メカに対する苦手意識は40歳になったいまも変わっておりません。「そんな私でも楽しめる旧車がこのSJ10のジムニーだ!」 というのが、この連載のそもそもの趣旨だったのですが、そうは問屋が卸さない。やっちまいました。手に入れて100㎞も走らないうちにエンジン焼き付きの大惨事……。 08Jul2019CAR
エンスー入門車としての旧式ジムニー(第2回) 私はこんなジムニーを手に入れたジムニーは悪路のみならず時空をも超えるクルマじゃないでしょうか。ジムニーを取り巻く時間の流れは他の車とまったく違う。何せ90年に登場したJA11が現在も中古市場で現役バリバリなのですから。中古市場で廃れないというのはつまるところ人気があるからにほかなりません。私もそうでしたが「もし経済的に余裕があったらアウトドア遊び専用にジムニーが欲しい」そんな人が今も昔も大勢いるわけですね。買う側がそういう割り切ったメンタリティのため、ジムニーは普通の中古車とはまったく異なる市場が形成されています。お店に並ぶジムニーの中古車を見てください。丸ペンやカスタム当たり前、走行距離不明、修復歴アリなんてタマもゴロゴロしていま...03Jul2019CAR