スーパーカブは肉体の一部であるスーパーカブの魅力を極私的に説くこのところ何かと話題のスーパーカブ。登場から60年以上も経過していながら、未だ実用バイクの分野では敵なしの絶対的なブランドとして君臨してるんだから凄いとしか言いようがない。しかも、ここにきてクールな趣味の乗り物としても人気が急上昇という凄まじさ。昔っからスーパーカブを趣味として乗ってるライダーは一定数いましたけど、それが今やお茶の間(表現が古い)レベルですから。17Jun2021佐藤旅宇MOTO
ゴトータケシ流 オートバイ乗りの自転車遊び(第1回)二輪ジャーナリストの後藤 武 氏といえば、オートバイ業界では言わずと知れた実践派の重鎮。おまけに陸・海・空すべてが遊びのフィールドと豪語してはばからないノリモノ遊びのプロでもある。そんなゴトー氏、どうも最近は自転車移動がアツいらしい。もちろんそんな面白い話を『GOGO-GAGA!』が放っておくわけがない。半ば強制的に自転車を手渡し「ゴトータケシ流」のサイクルライフをレポートしてもらうことにした。01Jul2020後藤 武BICYCLEMOTO
ライダーは「不要不急の外出自粛」要請をどう受け止めるべきか不要不急の定義を議論することの無意味さ新型コロナウイルス(COVID-19)の脅威は我々の日常生活を脅かし、その規範さえも大きく変えようとしています。その最たるものが政府や行政の発する「不要不急の外出自粛」というメッセージではないでしょうか?SNSのバイク乗りコミュニティなどを覗いてみると、「不要不急」の定義について様々な意見が交わされています。曰く、「ツーリングは不要不急だ」「ストレス解消ができないとかえって健康に悪いのでツーリングは不要不急ではない」「他県まで行かないなら問題ない」等々。ちょっとしたケンカになっているようなケースも見受けられました。こう言っては何ですが「不要不急の外出」の定義にこだわることはじつに不毛なことだと思...13Apr2020COLUMNMOTO
クラスレスな原付二種「CT125 ハンターカブ」が登場!6月26日、ホンダから新しい原付二種「CT125 ハンターカブ」が発売されます。すでに販売されている「スーパーカブC125」をベースに、フレーム剛性を最適化し、サスペンションストロークを拡大。アンダーガードなども装備し、林道走行など、不整地での走行にも対応できるようにしたモデルです。大型キャリアも搭載し、道具を満載してのキャンプにも使い勝手が良さそうです。この手の遊び用に作られた小排気量バイクのことを昔は「レジャーバイク」と言ってましたね。ま、それはともく、どうです? ライダー以外の方もひと目で「欲しい!」と思うカタチじゃないですか? バイク乗りの皆さんはよくご存じですが、「CT125 ハンターカブ」のデザイン・スタイリングは過去...22Mar2020MOTO
クルマ×ミニバイクが面白い! 雑誌・メディア業界の好き者達を集めて『2nd CARS』なるカークラブを作ったことは以前の記事でお伝えした通り。先日、そのメンバーで「大人のミニバイク遊び」と題した集まりを開催しました。カークラブでなぜバイク遊び? いや、メンバーの中にピックアップトラックを所有する方が二人ほどいたので「これは使える」とひらめいたのです(笑) ほら、かつてバイクには「レジャーバイク」というカテゴリーがありましたよね。ホンダのモンキーやダックス、ヤマハのポッケ、スズキのバンバン等のアレです。アメリカあたりじゃこの手のコンパクトなバイクをピックアップトラックに積んで山や海に出かけてアウトドアレジャーを楽しんだと言うじゃないですか。あの、いかにもアメリカ...08Mar2020MOTO2nd CARS
【新製品】ツーリングブーツの定番に新色が追加ツーリングブーツの定番として長年に渡って指示されているガエルネのタフギアシリーズ。2月中旬、そんな同シリーズに新しいバリエーション「タフギア40 ヴィンテージブラウン」が発売される。近年流行のネオクラシックやダートトラッカーモデルなどと相性の良いエイジング風のカラーが特徴だ。マイクロファイバーと呼ばれる合成皮革を用いたアッパーにビブラム社製のブロックソール、モトクロスブーツと同じアルミ製のバックルストラップを組み合わせる構成は従来のタフギアと同じ。現在もイタリアの本社工場で職人の手によって一品ずつ生産されていることを考えるとかなりお値打ち。しかもこれメチャクチャ丈夫なんですよね。私も15年ぐらい前に購入したブラックのものをいまも愛用...10Feb2020MOTO
たった2万円の機材で愛車を超絶カッコ良く撮る!インスタグラムをはじめとするSNSの発展により、愛車の写真を撮る機会が大幅に増えた昨今。より‟映える”写真を撮るためにカメラやレンズに多額の投資をした、なんて方は多いのではないでしょうか。また、反対にカメラ機材にそこまで投資できないから写真は諦めるなんて方もいるかもしれません。この記事では最小限の投資で愛車をカッコ良く撮影できる機材選びについて書きます。私は写真好きの素人に過ぎませんが、長く雑誌やWEBの編集ライターとして写真と関わってきました。そうした中で辿り着いたひとつの結論が「カッコいい写真は最低2万円あれば撮ることができる」というものでした。プロ用の機材なら「イイ写真」が撮れる、という誤解愛車をカッコ良く撮る近道はやはりデジ...08Feb2020佐藤旅宇CARCOLUMNMOTO
【新製品】新型XSR900は80'sな新色がアツい!2020年2月25日、116psを発揮する845㏄水冷4ストロークDOHC3気筒エンジンを搭載するMT-09をベースにしたネオクラシックモデル、「ヤマハ XSR900 ABS」の2020年モデルが発売される。注目は何と言っても中年ライダーが感涙にむせぶ車体色「ホワイト」が加わったこと。「ラジカルホワイト」をベースにレッドとブラックのラインを配したカラーリングは80年代に発売されたRZ250R(29L)やRZ125(1GV) あたりを彷彿とさせるもの。諸元に変更はないが、ポジションランプを追加したヘッドランプが新たに採用されている。なお「マットグレー」は2020年モデルでも継続して販売される。価格は106万1500円。余談ですが筆者は...07Feb2020MOTO
モーターサイクル界の高級SUV「GSシリーズ」を体感する BMWといえば古くから四輪も二輪も手掛けるメーカーとして知られるが、双方のイメージは微妙に異なる。どちらも高級車には違いないが、スポーティな高級サルーンを得意とする四輪部門に対し、二輪はオンロード、オフロードを問わず走ることができるヘビーデューティな大排気量マルチパーパスモデルを主軸としている。 BMWの「GSシリーズ」といえば、いまや各社からラインナップされている「ビッグアドベンチャー」というカテゴリーのパイオニアであり、随一のステイタスを誇るモーターサイクルとして君臨している。4月10日~11日、BMW モトラッドジャパンはそのGSシリーズの魅力をアピールするため「GS PRESS TOURING」と題したメディア関係者を対...27Apr2019MOTO
いまの若者はオートバイに何を求めるか昨日、オートバイ用品店の駐車場で缶コーヒー飲んで休憩していたら、20代半ばと思われる仲睦まじい男女のライダーが目に留まった。驚くべきことに両人とも最上級と呼んで差し支えないロードスポーツバイクが愛車のようだ。注目しない訳にはいかない。二人とも上から下まで最新ライディングウェアを小奇麗に着こなしていて、従来のコアなオートバイ乗りとはちょっと違う、何というかすごーく「正しい」雰囲気が漂っていた。 男性の方は白い望遠レンズ(高価かつ高性能)を装着したキャノンの一眼レフカメラを腰にぶら下げていて、出発しようとバイクにまたがった彼女に向って撮影を始めた。きっとインスタにアップするのだろう。 時代が変わったことを痛感させられてしまう。...02Mar2019MOTO
俺のヤングマシン図鑑!【250㏄ 4気筒ネイキッド編】1980年代から2000年代にかけて、若者たちに絶大な支持を受けたモデルを筆者の体験を交えつつ紹介。元気で、ルックスがキマっていて、ノリが良くて、ハッタリが効いて、できれば安くて……時代を彩った“ヤングマシン”は若者たちを映す鏡でもあった。 (『MOTO NAVI』2017年10月号に掲載されたものをWEB用に加筆・修正)10Oct2018佐藤旅宇MOTO